Skype4.0への移行が進まない5つの理由

Skypeといえば、最近公式のiPhone版がリリースされたことで話題になりました。まあ、今日書くのは、iPhone / iPod touch版ではなくPC版の話です。

まず、勘違いしてはいけないこと

5月2日現在、Skypeの最新版は4.0.0.226です。しかし、おそらくこの最新版を使われてる方は少ないのではないかと思います。その理由として、最新版がリリースされたときの自動更新がない、という点があげられます。もちろん、それも「Skype4.0」への移行が進まない一つの理由であると言えるでしょう。

しかしネット上では、「新しいバージョンのSkypeダウンロードしたけど使いにくい」「使い方がよくわからん」と、新Skypeを避難する声が多いようです。Skypeは、ver3からver4になる時に、ユーザーインターフェイスを一新したため、この点に関する批判をする人が多いようです。
このようにSkype4のUIを批判する声を聞いたことがある方は多いと思いますが、ここで勘違いしてはいけないのは、

新しいSkypeが叩かれているのはUIの問題だけではない

ということです。

skype4.0への移行が進まない5つの理由

Skype me!モードが廃止されてしまった

もっともっと色んなヒトとしゃべる機会が欲しい、積極的にネットワーキングしたい、という方には「Skype meモード」の活用をお勧めします。

Skype meとは「今私はオンラインでしゃべれる・チャットできる状態で、色んな人とコミュニケーションしたいから、知り合いじゃなくても声かけてみて!」とアピールするモードです。

http://share.skype.com/sites/ja/2006/08/21/skype_me.html

skype me!モードの廃止により、「誰かとskypeで通話したいと思っている日本のユーザーを検索する」手段が無くなってしまいました。

skype me!モードはskypeを特徴づけているサービスの一つでした。たとえばskype me!モードを利用したネットラジオは人気番組の一つですし、skype me!を活用している人はskype4.0への移行を諦めるでしょう。いわゆる"出会い厨"もバージョンアップしないでしょう。

オープンチャットまで廃止されてしまった

オープンチャットは、インターネット上の不特定多数の人とグループチャットができるサービスでした。skype3.0から導入され、skypecastに替わる機能として活用されてきました。オープンチャットを利用していた人は4.0へ移行しないでしょう。

skypeを使った多人数放送が非常にやりずらくなった

スカイプは2008年4月に発表されたバージョン3.8から、通話やチャット開始時に再生コントロールのマイクが強制的にミュートにされてしまう仕様に変わりました。
 これは、【音声設定の自動調整を有効化】とは関係の無い、回避できない仕様変更です。

http://www.atamanikita.com/SKYPE/skype2.html

livedoorねとらじで放送されたことがある方ならば誰でも知っているであろうあたまにきたどっとこむ さんからの引用です。skype3.8からの変更点ですが、もちろんskype4.0でも同様です。

ニコニコ動画で"ユーザー生放送"が開始されたこともあり、インターネット上では個人のライブ放送がより一層ブームになっています。この仕様変更により、そのままではskypeの音声を放送にのせることができなくなりました。つまり、いわゆる凸待ち放送ができなくなったのです。これは、ニコ生だけではなく、ust、ねとらじ、livetube、stickam、こえ部liveなど、さまざまなサービスの利用者に大きな影響を与える大きな問題でしょう。

ユーザーインターフェースが変わりすぎて、使い方が理解できない

もちろん、これも大きな理由の一つです。正直、どうなってるのか僕にもよく分かりません。友人は、「使い続けると慣れるよ!」と言っていたので、そういうものだろうとは思いますが・・・
個人的に、チャットの画面がタブブラウザのようになってしまい、1つ1つを分離できないのもあまり好ましくはないと思っています(この点は個人差があるでしょう)。

そもそも自動更新されない

さっきも書きましたが、skypeは自動で最新版に更新されません。そのため、前から使い続けているヘビーユーザーはわざわざskypeのwebサイトまで行って最新の状態にアップグレードしないでしょう。

最後に

ただ、skype4.0になり改善された点も多くあります。たとえば、skype4.0では3.8に比べて半分程度の帯域しか必要ないそうです。この点は非常に大きいので、4.0へ移行を検討されている方もいらっしゃるでしょう。

ちなみに、僕自身は、ねとらじでの凸待ち放送をしたいので、skype3.8でもskype4.0でもなく、skype3.6を利用しています。このままでは、おそらくアップグレードするつもりはありません。